スマートフォンにおけるデータ消去の重要性とは?間違いのないデータ消去の方法も解説

近年、スマートフォンの普及に伴い、個人情報の取り扱いに対する意識が高まっています。スマートフォンには、個人を特定できる情報から、プライベートな写真、動画、メッセージに至るまで、多岐にわたるデータが保存されています。そのため、機種変更や売却、譲渡、廃棄など、スマートフォンを手放す際には、データ消去を適切に行うことが重要となります。

データ消去を怠ると、個人情報漏洩のリスクが高まり、悪用される可能性も否定できません。そこで、本稿では、iPhoneとAndroidのデータ消去に必要なステップと注意点を詳しく解説します。

iPhoneのデータ消去方法とは?

iPhoneのデータ消去は、以下の手順に従って行います。

1. データのバックアップ

データ消去の前に、必要なデータをバックアップすることが重要です。iCloudやiTunes、パソコンなどを利用することで、写真、動画、連絡先、アプリデータなどをバックアップできます。バックアップ方法は、利用者の状況や好みに合わせて選択できます。

・iCloud: 設定アプリからiCloudを選択し、バックアップしたいデータの種類を選び、「今すぐバックアップを作成」をタップします。
・iTunes: パソコンにiPhoneを接続し、iTunesを起動します。iPhoneのアイコンをクリックし、「概要」タブから「今すぐバックアップ」をクリックします。
・MacBook: Finderを利用して、iPhoneをパソコンにバックアップすることもできます。Finderは、macOSに搭載されているファイルマネージャーであり、iPhoneのデータをパソコンにバックアップできます。

2. すべてのコンテンツと設定を消去

バックアップが完了したら、すべてのコンテンツと設定を消去します。設定アプリから「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。パスコードを入力し、画面の指示に従って操作を完了します。

この操作により、iPhoneに保存されているすべてのデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ります。

iPhoneの消去時に注意すべき点は?

データ消去自体は簡単ですが、いくつか注意すべき点があります。

まず、「iPhoneを探す」をオフにしておく必要があります。「iPhoneを探す」は、紛失したiPhoneの位置を特定したり、リモートでデータを消去したりできる機能です。データ消去を行う前に、オフにしておく必要があります。

また、アクティベーションロックが解除されていることを確認してください。アクティベーションロックは、盗難や紛失時にiPhoneを保護する機能です。データ消去を行う前に、解除しておく必要があります。

あわせて、フリマアプリ等へ出品する場合、あらかじめSIMカードは取り外しておきましょう。SIMカードには、電話番号や契約情報などが記録されています。データ消去を行う前に、取り外しておくことを推奨します。

Androidのデータ消去

Androidのデータ消去は、以下の手順に従って行います。

1. データのバックアップ

iPhoneと同様に、Androidでもデータ消去の前に、必要なデータをバックアップすることが重要です。Googleアカウントやパソコンなどを利用して、連絡先、写真、動画、アプリデータなどをバックアップできます。

Googleアカウント: Androidは機種によってやや設定が異なります。例えば「Galaxy」シリーズの2024年モデルの場合、設定アプリ>「アカウントとバックアップ」>Googleの「データをバックアップ」>「Google Oneバックアップ」>「今すぐバックアップ」をタップします。このバックアップは、手動で行えるほか、デバイスが2時間充電されている際、Wi-Fi経由で自動的に行ってくれます。

パソコン: USBケーブルでAndroidをパソコンに接続し、必要なデータをパソコンにコピーします。パソコンにデータをコピーすることで、Androidのデータを手動でバックアップできます。

2. Googleアカウントからのログアウト

データのバックアップが完了したら、Googleアカウントからログアウトします。設定アプリから「アカウント」>「Google」>自分のアカウントをタップし、「アカウントを削除」をタップします。Googleアカウントからログアウトすることで、Android上のデータがGoogleアカウントと同期されなくなります。

3. SDカードの取り外し

SDカードを使用している場合は、取り外しておきましょう。SDカードには、写真や動画などのデータが保存されています。データ消去を行う前に、取り外しておくことを推奨します。また、「おサイフケータイ」の機能を使っている場合、あらかじめ機種変更する端末にデータを移行しておく必要があります。

4. データの初期化

Googleアカウントからログアウトし、SDカードを取り外したら、データの初期化を行います。設定アプリから「一般管理」>「リセット」>「デバイス全体の初期化」をタップします。画面の指示に従って操作を完了します。

この操作により、Androidに保存されているすべてのデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ります。

注意点
iPhoneの際と似ていますが、「Androidデバイスを探す」をオフにしておく必要があります。「Androidデバイスを探す」は、紛失したAndroidデバイスの位置を特定したり、リモートでデータを消去したりできる機能です。データ消去を行う前に、オフにしておく必要があります。

また、SIMカードは取り外しておきましょう。SIMカードには、電話番号や契約情報などが記録されています。データ消去を行う前に、取り外しておくことを推奨します。

データ消去の重要性と注意点とは

iPhoneやAndroidを初期化しても、データが完全に消去されるわけではありません。復元ソフトを使えば、データを復元できる可能性があります。これは、初期化によってデータが完全に消去されるのではなく、データへのアクセスが削除されるためです。

より確実にデータを消去したい場合は、専用のデータ消去ソフトを利用することをおすすめします。専用のデータ消去ソフトは、データの上書きや暗号化など、より高度な方法でデータを消去することができます。

さらに不安な場合、物理的に破壊することを検討しましょう。物理的に破壊することで、データの復元は困難になります。

「安全」は何にも代えられない…手間のかかる消去方法にも価値がある

スマートフォンは、現代社会において不可欠なデバイスとなり、私たちの生活に密接に関わっています。しかし、その利便性と引き換えに、個人情報漏洩のリスクも高まっています。スマートフォンを手放す際には、データ消去を適切に行うことが、個人情報保護の観点から大切です。

重要度の高いデータが入っている、フリマアプリで売却を考えている等、本体設定からの初期化だけでは不十分なケースも考えられます。「MASAMUNE」などの専用の消去ソフトを用いたデータ消去によって、より安全に端末をリユースしたり、処分したりすることが可能です。

本稿では、iPhoneとAndroidのデータ消去に必要なステップと注意点を詳しく解説しました。読者の皆様は、本稿を参考に、データ消去を適切に行い、個人情報漏洩のリスクを軽減していただきたいと思います。

Similar Posts

  • リユースする前に要チェック!スマホのデータ消去が重要なワケ

    スマホのデータ消去を行う重要性が増しています。iPhoneなどのスマホをリユースする機会が増える一方で、不完全なデータ消去による情報漏洩などのトラブルも発生しています。 本記事では、スマホのデータ消去がなぜ重要なのか、そしてどのような手順で行うべきかについて、データ消去ソフトの専門企業が1分程度でわかりやすく解説します。 1. スマホリユース時のデータリスク 9月20日、iPhone 16シリーズが発売されました。これを機に、スマホを新しいモデルに買い替えたり、中古市場でリユースする機会もあると思います。 特に昨今ではスマホの性能が向上し、数年経っても中古市場で高い価値を持つことが多いため、多くの人が古いスマホをリユースや販売しようと考えるのは自然な流れです。 しかし、その前に忘れてはならないのが「データ消去」です。皆さんのスマホには個人情報、連絡先、写真、さらにはクレジットカード情報など、重要なデータがたくさん保存されています。もしそれらが完全に消去されていなければ、思わぬデータ漏洩のリスクに繋がる可能性があります。 2. リスクの詳細:データ漏洩の可能性 まず、スマホには私たちが思っている以上に多くのデータが蓄積されています。連絡先、メール、メッセージ、写真、動画、さらにはアプリを通じて記録されたログイン情報やクレジットカード情報など、多岐にわたります。これらのデータが第三者の手に渡れば、個人情報の悪用やなりすましといった深刻な問題に発展することがあります。 実際に、中古スマホを購入した際、前の所有者のデータがそのまま残っていたという事例は少なくありません。University of Hertfordshireが行った研究では、eBayで購入した中古スマホのうち約17%に、前の所有者の個人情報(メール、写真、連絡先、テキストメッセージなど)が残っていたことが確認されています。 このようなリスクを避けるためには、単なるリセット操作だけではなく、確実にデータを消去するための専門的な手順を踏む必要があります。 3. 一般的なデータ消去方法の限界 多くの人が誤解しているのが、スマホのデータ消去に関して、工場出荷状態に戻すだけで十分だと思い込んでいる点です。 データの復元は専門的な知識やツールがあれば比較的簡単に行えます。例えば、スマホの「初期化」や「工場出荷状態に戻す」といった操作では、データが表面上は消えたように見えますが、実際には内部に残っていることが多く、専用の復元ソフトを使えば簡単に再取得できることがあります。 例えば、フォトアルバムやメッセージ履歴、アプリのログイン情報がそのまま残っている場合もあります。 失敗の例:「2019年神奈川県HDD転売・情報流出事件」 あるIT機器リユース企業の企業の従業員が、職場のHDDを着服し、オークションサイトで転売したところ、機密情報がHDD内に残存しており、第三者によって簡単に復元されてしまったという事例があります。このような失敗を避けるためには、単にリセットするだけではなく、データ消去に対してより確実な対策を講じる必要があります。 4. 確実なデータ消去の方法 では、どのようにすればスマホのデータを確実に消去できるのでしょうか?その答えは、専門のデータ消去ソフトやサービスを使用することです。これらのツールは、スマホ内のデータを複数回にわたって上書きし、復元できないようにする仕組みを持っています。 例えば、「Masamune Erasure」などに代表されるAndroid・iPhoneの両方で対応可能なデータ消去ソフトがあり、これらを使用することで、徹底的にデータを削除できます。 特に、iPhoneの場合は「Find My iPhone」機能を無効にしてから工場出荷状態に戻すことが推奨されますが、これでも完全ではないため、専用の消去ツールを利用することが必要です。 また、データ消去後には、消去が完了したことを示す証明書を発行するサービスもあります。これにより、データ漏洩のリスクを最小限に抑えられます。 これらの手順を守ることで、スマホのデータが完全に消去され、復元されるリスクを防ぐことができます。 5. クラウドデータも忘れずに スマホのデータ消去に関して注意すべきもう一つのポイントは、クラウドストレージに保存されたデータです。多くの人がスマホを使用する際、写真や動画、アプリのデータなどをクラウド上に保存しています。これらのデータがスマホ本体から消去されたとしても、クラウド上に残っている限り、再びアクセスできる可能性があります。 例えば、GoogleドライブやiCloudに保存されたデータも同様です。これらのデータを完全に削除するためには、クラウドアカウントにログインし、そこから直接データを削除する必要があります。また、不要なアカウントは完全に削除することで、セキュリティリスクを軽減することができます。 クラウドデータ削除の手順 各クラウドサービスにログインし、不要なファイルを完全に削除。 必要に応じて、クラウドアカウント自体を削除。 スマホをリユースする際にはクラウドデータが残っていても問題になりませんが、終活などの理由で自分の抱えているデータをなるべく少なくしたいなど、より踏み込んだデータ消去を目指す場合は、本体のデータ消去とあわせてクラウドのデータも削除するようにしてください。 6. データ消去後にできること:安全なリユースの準備 データが完全に消去された後は、スマホを安全にリユースする準備が整います。多くの中古スマホ業者は、スマホがリセットされているかどうかだけを確認しますが、データが完全に消去されているかどうかまでは確認しない場合が多いです。そのため、スマホをリユースに出す前には、消去が確実に行われたかどうか、ユーザー自身で確認することが重要です。 また、リユースや中古販売の際には、端末の状態や付属品が揃っているか、端末自体が問題なく動作するかといった点も確認しておくと、取引がスムーズに進みます。 リユース前のチェックリスト データ消去が完全に行われていることを確認。 クラウドアカウントのデータも消去済みか確認。 端末の動作確認や付属品のチェックを行う。 これらのステップを踏むことで、安全かつ安心してスマホをリユースすることができます。 7. 結論:スマホのリユースを安心して行うために スマホのリユース前にデータ消去を徹底することは、個人情報の保護において最も重要なステップです。データ漏洩がもたらすリスクは、プライバシーの侵害や金銭的損失に留まらず、最悪の場合には不正アクセスや犯罪行為に利用される恐れもあります。したがって、スマホを再利用する際には、ただ単に「工場出荷状態に戻す」だけでは不十分であり、信頼性の高いデータ消去ソフトやサービスを利用して、データを完全に消去することが不可欠です。 さらに、スマホ本体だけでなく、クラウドストレージに保存されたデータにも注意を払い、不要なデータはすべて削除することが求められます。また、データ消去が完了したことを証明する「消去証明書」を発行するサービスも活用することで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。 データ消去ソフトの「MASAMUNE Erasure」は、データ復旧のノウハウをもとにiPhone・Androidのデータを徹底的に消去する仕組みを整えています。…

  • 中古スマホ買取ビジネス:コンプライアンス遵守とデータ消去の徹底ガイド

    中古スマホの買取ビジネスは、成長市場である一方、個人情報保護の観点からコンプライアンス遵守が極めて重要です。本記事では、中古スマホ買取におけるデータ消去の重要性と、具体的な方法、そしてビジネスリスクを最小限に抑えるためのポイントを解説いたします。 1. なぜデータ消去が重要なのか? 中古スマホには、前の所有者の個人情報が大量に含まれています。写真、動画、連絡先はもちろん、SNSアカウント、クレジットカード情報、さらには位置情報まで、様々なデータが残っている可能性があります。 これらの情報が適切に消去されずに流出した場合、顧客は深刻な被害を被る可能性があり、事業者としての責任も問われます。個人情報保護法違反による罰則、風評被害による顧客離れなど、ビジネスへの影響は計り知れません。 1-1. 具体的なリスクとは? 個人情報保護法違反: 最大1億円以下の罰金、または懲役刑が科せられる可能性があります。 顧客からの損害賠償請求: 情報漏洩により被害を受けた顧客から、損害賠償を請求される可能性があります。 風評被害: 情報漏洩を起こした企業として、評判が失墜し、顧客離れを引き起こす可能性があります。 行政処分: 業務停止命令や、個人情報保護委員会からの勧告を受ける可能性があります。 2. 確実なデータ消去の方法 初期化だけでは、データは完全に消去されません。特殊なソフトを使えば、初期化されたデータでも復元できてしまうからです。確実なデータ消去には、以下の方法が考えられます。 2-1. データ消去ソフトの活用 専用のデータ消去ソフトを使用することで、データを完全に消去し、復元を不可能にすることができます。様々なソフトが販売されていますので、セキュリティレベルやコスト、使いやすさなどを考慮して選択しましょう。 2-2. 専門業者への委託 データ消去を専門業者に委託する方法もあります。専門業者は、高度な技術と設備を用いて、より確実にデータを消去します。特に、大量のスマホを処理する場合や、高いセキュリティレベルが求められる場合は、専門業者への委託が有効です。 2-3. 物理的な破壊 スマホを物理的に破壊する方法もあります。専用の機器でスマホを粉砕したり、強力な磁気をかけてデータを破壊したりする方法などがあります。ただし、この方法はスマホのリユースを不可能にするため、環境負荷の観点から慎重に検討する必要があります。 3. 買取時の注意点 顧客からスマホを買い取る際には、以下の点に注意し、コンプライアンス遵守を徹底しましょう。 3-1. 顧客への説明と同意 データ消去の方法について、顧客にわかりやすく説明し、同意を得るようにしましょう。消去方法の選択肢を提示し、顧客自身に選択させることも重要です。 3-2. 買取記録の保管 いつ、誰から、どの機種を買い取ったのか、記録をしっかりと保管しましょう。万が一、情報漏洩などの問題が発生した場合、迅速な対応に役立ちます。 3-3. 従業員教育 従業員に対して、個人情報保護の重要性と、データ消去に関する適切な知識を教育しましょう。定期的な研修を実施するなど、継続的な教育体制を構築することが重要です。 4. まとめ 中古スマホ買取ビジネスにおいて、データ消去はコンプライアンス遵守の要です。適切なデータ消去方法を採用し、顧客への説明を徹底することで、ビジネスリスクを最小限に抑え、顧客の信頼を獲得することができます。Masamuneでは、国内100社以上で導入されている、信頼性の高い国産データ消去ソフトを展開しています。ぜひお試しください。

  • あなたのスマホは本当に安全?iOS vs Android セキュリティ徹底比較と情報漏洩対策

    「スマホはもう一台のパソコン」と言われる現代、私たちは日々、スマートフォンを通じて仕事のメールをチェックしたり、顧客情報を確認したり、オンライン会議に参加したりしています。 しかし、その利便性と引き換えに、情報漏洩のリスクも高まっていることを忘れてはいけません。特に、データや個人情報を扱う業務に従事している方にとって、スマートフォンのセキュリティは最重要課題の一つです。あなたのスマホが不正アクセスされ、顧客情報や機密情報が漏洩してしまったら…?というリスクは常にあります。 今回の記事では、スマートフォンOSの二大巨頭であるiOSとAndroidのセキュリティを徹底比較。それぞれのOSの強みと弱みを理解し、情報漏洩のリスクを最小限に抑えるための対策を解説します。 iOS vs Android:セキュリティ対決! 「iOSはAndroidよりも安全」というイメージを持っている方は多いかもしれません。確かに、Appleはハードウェアからソフトウェアまで一貫して自社で開発しており、App Storeの審査も厳格であるため、一般的にはiOSの方がセキュリティが高いと評価されています。 iOSのセキュリティの強み iOSでは、アプリは隔離された環境で実行され、他のアプリやシステムへのアクセスが制限されます。不正なアプリやマルウェアの混入を防ぐための厳しいチェックが行われており、信頼性は高め。 さらに、セキュリティ機能がハードウェアとソフトウェアで統合・最適化されています。セキュリティアップデートが迅速に提供され、脆弱性が修正されるのも早いでしょう。 iOS=完璧ではない しかし、iOSが完全に安全というわけではありません。近年、高度なスパイウェア「Pegasus」や、カスペルスキーが発見した「Operation Triangulation」など、iOSデバイスを標的とした攻撃が確認されています。これらの攻撃は、主に国家レベルの標的型攻撃でしたが、最近では民間企業の関係者も標的にされるケースが出てきており、その脅威は身近なものになりつつあります。 Androidはどうなのか 一方、Androidはオープンソースであるため、セキュリティ研究者や開発者がコードを検証しやすく、脆弱性の発見が早いというメリットがあります。また、Google Play Protectなどのセキュリティ機能も搭載されています。 Androidのセキュリティの特徴 セキュリティ研究者や開発者がコードを検証し、脆弱性を発見・報告することができる「オープンソース」でAndroidは開発されています。インストール前後のアプリをスキャンし、マルウェアを検出・削除する機能や、セキュリティアップデートも提供されていますが、どちらかというと柔軟性とカスタマイズ性に重きをおいています。 OS問わずハッキング被害のリスクが ハッカーは、必ずしも特定の個人や組織を狙っているわけではありません。あなたのスマートフォンを踏み台にして、より重要な標的に近づこうとしたり、あなたの所属する組織のネットワークに侵入しようとしたりすることもあります。 また、あなたが普段何気なく使っているSNSの投稿や、オンラインショッピングの履歴、位置情報など、一見些細な情報でも、組み合わせることで個人を特定したり、詐欺に利用したりすることが可能です。 iOSとAndroid、どちらのOSにも強みと弱みがあります。重要なのは、「〇〇だから安全」という思い込みを捨て、常にセキュリティリスクを意識することです。 今回の記事でご紹介した対策を参考に、あなたのスマートフォンを情報漏洩から守りましょう。そして、データや個人情報を扱うプロフェッショナルとして、高いセキュリティ意識を持ち続けましょう。 専用のデータ消去ソフトを使えば安心 スマホのデータを完全に消去するためには、専用のデータ消去ソフトを使用することが最も確実な方法です。ソフトウェアによっては、特定のパターンで複数回の上書きを行うことで、データの復元を困難にする機能を備えています。 MASAMUNE Erasureは、国際的に認められた規格に準拠したデータ消去方式を採用しています。最新のiOS・Androidに対応し、これまで100社以上の企業に納入した実績があります。 しかも、消去作業が完了すると、証明書が発行されるため、「データ消去を適切に行った」という証拠を残すことができます。スマホのデータ消去なら、ぜひ一度、MASAMUNE Erasureをご活用ください。 お問い合わせはこちら https://www.masamune.com/contact/

  • データ消去と通常の消去はどう違う?

    パソコンやスマートフォンなどのデジタルデバイスは、私たちの生活や仕事において不可欠な存在となっています。 だからこそ、デバイスの買い替えや廃棄、中古販売などを検討する際には、これらのデータを適切に消去することが極めて重要です。 この記事では、データ消去ソフトがどのようにデータを消去するのか、そして一般的に行われる初期化といった方法とどのような違いがあるのかを解説します。 データ消去とは? まずデータ消去について解説します。 データ消去とは、パソコンやスマートフォンといった情報機器の記憶媒体(ハードディスクドライブやSSDなど)に記録された情報を、第三者がいかなる手段を用いても読み取ることができない状態にすることを指します。 「データ削除」はデータ消去ではない よく勘違いされるのですが、一部のデバイスを除き、「データ削除」と「データ消去」は異なります。 データ削除(初期化): 通常の削除操作では、データは「表面上見えなくなるだけ」です。 データを削除すると、それまでデータがあった場所は「新たにデータを書き込んでも良い状態」になります。 新たなデータが書き込まれるたび、古いデータは上書きされ、消えていきますが、それまで実際には記憶媒体上に残っており、特殊なソフトウェアや技術を用いることで復元が可能な場合があります。 データ消去: データ消去は、ストレージ上にランダムなデータや「0000…」といった特定の文字列を1回、あるいは複数回にわたって書き込むことで、元のデータを完全に読み出せなくする処理を指します。 データが記録されていた領域を新しいデータで上書きすることで、以前の情報を物理的に消去する仕組みです。 「初期化」で済ませてしまうリスクとは? 多くの方が、デバイスを初期化すればデータは完全に消去されたと考え、中古販売や譲渡を行うことがあります。ですが、リユースする際は「削除」で済ませないように、慎重になる必要があります。 例えば、不要になったパソコンのハードディスクドライブを初期化してフリマアプリなどで販売した場合を考えてみましょう 。 もし、購入者がデータ復旧に関する知識や技術を持っていれば、初期化されたはずのデータが簡単に復元され、保存されていた写真、動画、音声データ、個人情報などが流出する危険性があります。 流出する可能性のある情報には、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報、インターネットバンキングやSNSのパスワード、購入履歴、位置情報、さらには業務で使用していたパソコンであれば顧客情報や社外秘情報なども含まれる可能性があります 。 このような情報漏洩は、個人にとってはプライバシーの侵害や悪用といった直接的な被害につながるだけでなく、企業にとっては信用失墜や損害賠償請求といった深刻な事態を引き起こす可能性があります。 実際、2019年には神奈川県で使用されていたHDDがデータ消去業者によって不正に転売され、データ流出に繋がった事件がありました。 詳しくはこちら https://www.masamune.com/news/2019hdd/ 個人情報保護法においても、個人データは利用する必要がなくなった際には遅滞なく消去するよう努める義務が定められています 。したがって、安易に初期化だけで済ませてしまうことは、重大なリスクを招く可能性があることを認識しておく必要があります。 データ消去アルゴリズムについて より専門的なデータ消去のアルゴリズムには、いくつかの種類があり、それぞれに特徴があります 。一般的に、データの重要度やセキュリティ要件に応じて適切なアルゴリズムが選択されます。 より専門的な消去のアルゴリズムについてはこちらをご覧ください。 https://www.masamune.com/news/data-erase-level/ まとめ データ消去は、単にファイルを削除したり初期化したりするだけでは不十分であり、特に個人情報や機密情報を含むデバイスを処分する際には、データ消去ソフトの利用や物理的な破壊といったより確実な方法を検討する必要があります。 データ消去ソフトの選択肢としては、日本で設計・開発され大手通信キャリアなどでも導入事例のある「MASAMUNE Erasure」が挙げられます。ベテランのデータ復旧・消去の技術者集団が適切な消去方式をご案内いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

  • NFTとは?データ消去で活躍する場面も!

    NFTという言葉を聞いたことがありますか?今回は、これからの時代にむけて知っておきたいNFTについての基礎、そしてビジネスシーンでどのように活用されている蚊について解説します。 NFTとは? NFTは、アートやコレクションアイテム、ゲーム、そして現実の資産など、いろんなものに使われるデジタルデータの1つです。 NFTを理解する上で大切なのは、「非代替性」「ブロックチェーン」という2つの言葉です。 「非代替性」とは? NFTは「Non-Fungible Token」の略で、「Non-Fungible」とは、他のものと交換できない、「非代替性」という意味です。 通常ネット上のデータは代替できます。例えばこのテキストを選択して、メモアプリにコピー+ペーストした場合、同じ情報がメモアプリに移りますよね。 しかしNFTは、データ1つ1つに特別な番号(トークンID)が付けられています。このIDは、持ち主の情報と結びつけられ、「スマートコントラクト」というプログラムに記録されます。 なんのこっちゃ?と思ったかも?イメージとしてはアートでしょうか。絵画の「モナリザ」はレプリカこそいろいろありますが、本物は1つだけです。NFTはこの「本物は1つ」という概念をネット上で実現した技術になります。 ブロックチェーンとは? NFTの土台となる大事な技術が「ブロックチェーン」です。 ブロックチェーンは、取引記録を安全に共有する技術です。ネットワークに繋がったたくさんのコンピューターでデータが共有され、いつも最新の情報がみんなに見られるようになっています。 ブロックチェーンの長所は、暗号技術で守られた取引記録が、一度記録されるとほぼ改ざんできないことです。このおかげで、NFTの所有権は信頼できるものになっています。 NFTの活用例〜アートからデータ消去まで〜 NFTの一番よくある使い方は、デジタルアートとコレクションアイテムです。写真、動画、音楽ファイル、トレーディングカード、漫画、ゲームアイテムなど、色々なデジタルコンテンツがNFTとして取引されています。 音楽やエンターテイメントの分野、ゲームや仮想世界でも、NFTは大切な役割を果たしています。例えばアーティストが曲やコンテンツへのアクセス権などをNFTとして売ることで、新しい収入源を作り、ファンとの繋がりを深めることができます。 また、ビジネスの場でも使われています。 例えばデータ消去ソフト「MASAMUNE Erasure」では、データ消去の「履歴」をNFTで残します。 データ消去を依頼したクライアントはいつ、どこで、だれが端末の消去をしたのかを誰でも確認することができ、第三者による改ざんを防いでいます。さらに、データ消去のコストを下げることにもつながっています。 https://www.braver.co.jp/pressrelease/723/ 現実世界の資産の所有権をNFTで表す試みも始まっています。不動産、自動車、高級品などの所有権をNFTで管理することで、取引の透明性と効率を高めることが期待されています。 NFTを活用するメリットとデメリット NFTには、他のデジタル資産にはない良い点がいくつかあります。 NFTは唯一無二のデジタル資産で、その所有権と本物であることをブロックチェーンで証明できます。 デジタルアートなどの分野では、作品の価値を守り、作った人に新しい収入のチャンスをもたらす可能性があります。 さらにこのNFTは売買が可能です。誰かから誰かに所有権を渡すことで収益につながります。実際、2021年ごろにNFT価格が高騰し、活発に取引されたことがありました。 しかしデメリットもあります。NFT市場はまだルールがきちんと決まっていない部分が多く、知的財産権などの法律的な権利がはっきりしない場合もあります。 また、新たな概念のため、積極的な取り扱いにはまだ至っていません。 ほかにも価格変動が激しく売買希望の値段で早く売ることが難しい、利用に大量のエネルギーが消費されるなどの課題が残っています。 まとめ NFTはまだ発展途上で、技術面・認知面や、活用方法などにまだ改良の余地があります。逆に言えば、いまNFTを知っておくことで今後のWebの発展する方向性が見えてくるかもしれません。世の中にどう実装されていくか、じっくり見守りたいものです。

  • 行政機関を揺るがした情報管理の崩壊。2019年神奈川県HDD転売・情報流出事件」をデータ消去の専門企業が1分で解説

    2019年12月、神奈川県庁が使用済みハードディスク(HDD)の廃棄を委託した業者の社員が、HDDをインターネットオークションで転売し、県民の個人情報を含む大量の行政文書が流出した事件が発生しました。この事件は、行政機関における情報管理のずさんさを露呈し、社会に大きな衝撃を与えました。今回の記事では、「2019年神奈川県HDD転売・情報流出事件」がどのような事件であったか、それによりどのような影響があったかなどを見ていきます。 1、事件の経緯 神奈川県庁は、リース契約していたファイルサーバーのHDDを、契約満了に伴い交換することになりました。本来であれば、HDD内のデータは完全に消去するか、物理的に破壊して廃棄する必要があります。しかし、県庁と取引のあった企業からデータ消去の発注を受けた業者であるブロードリンク社はHDDの適切な管理を行わず、一部のHDDがインターネットオークションに流出してしまいました。 2、流出した情報の内容 流出したHDDには、神奈川県民の個人情報(氏名、住所、電話番号など)を含む行政文書や、医療機関の患者情報、税務情報など、極めて機密性の高い情報が含まれていました。その量は、HDD 18個分で、最大54TBにものぼると推定されています。 3、この事件の影響 この事件は、単なる情報流出事件にとどまらず、行政機関に対する信頼を大きく失墜させ、社会に様々な影響を与えました。 県民の不安 個人情報が流出した県民からは、個人情報の悪用やプライバシー侵害への不安の声が多数あがりました。また、行政に対する不信感が高まり、行政サービスの利用を躊躇する人も出てきました。 行政機関に対する信頼の失墜 行政機関は、国民の個人情報を適切に管理する責任を負っています。しかし、この事件により、その責任を果たせていないことが明らかになり、行政機関全体の信頼性が揺らぎました。 情報セキュリティ環境の見直し この事件をきっかけに、行政機関だけでなく、企業や個人においても情報セキュリティの重要性が改めて認識されるようになりました。情報セキュリティ対策の強化や、従業員教育の徹底など、様々な取り組みが行われました。 4、事件の教訓として考えられること この事件は、情報管理の重要性を改めて認識させるとともに、以下の教訓を与えてくれました。 情報機器の廃棄は、適切な方法で行う データ消去を業者に委託する場合でも、その業者や業者が使用する消去ソフトが信頼できるか、適切な処理を行っているかを確認する必要があります。 情報セキュリティ対策は、組織全体で取り組む 情報セキュリティ対策は、一部の担当者だけでなく、組織全体で取り組む必要があります。職員一人ひとりが情報セキュリティの重要性を認識し、責任ある行動をとることが大切です。 情報管理体制の定期的な見直し 情報技術は常に進化しており、それに伴い情報セキュリティの脅威も変化しています。そのため、情報管理体制を定期的に見直し、最新の情報セキュリティ対策を導入することが重要です。 5、「MASAMUNE」などの適正なデータ消去システムの活用が重要 スマホやPCなどの情報機器をリユースする前にデータ消去を徹底することは、個人情報の保護において最も重要なステップです。 データ漏洩がもたらすリスクは、プライバシーの侵害や金銭的損失に留まらず、最悪の場合にはHDD転売事件のような行為に発展する恐れがあります。情報機器をリユースする際には、ただ単に「工場出荷状態に戻す」だけでは不十分であり、「MASAMUNE Erasure」などの信頼性の高いデータ消去ソフトやサービスを利用して、データを完全に消去することが不可欠です。