よくある質問(FAQ)
MASAMUNE に関してよくいただく質問をまとめました。回答はできるだけ短く要点から書き、必要に応じて補足を追記しています。
料金の詳細は 料金プラン、個別要件の相談は お問い合わせ へ。
基本(対応範囲・考え方)
Q. どのデバイスに対応していますか?
A. スマートフォン(iPhone/Android)を中心に、運用に必要な消去・記録・管理を提供します。
対象の端末・OS・処理方法は運用要件で変わるため、代表機種と台数、現場のフローを共有いただければ適合可否を確認します。
Q. 初期化(工場出荷状態)と何が違いますか?
A. 初期化は「復元できない」ことを保証しないため、監査・説明責任の観点では不足するケースがあります。
MASAMUNE は、目的と媒体に合わせた消去方式の選定と、実行結果の記録(証跡)を前提に運用設計します。
Q. 「削除」と「消去」の違いは?
A. 削除は見えなくする操作、消去は復元可能性を下げるための技術的プロセスです。
媒体の特性(HDD/SSD/モバイル)によって最適な方法が異なるため、用途別に選ぶことが重要です。
証跡(ログ・証明・監査)
Q. 証跡やレポートは残せますか?
A. はい。対象、方式、実行日時、作業者、結果などを運用上扱いやすい形で記録できます。
監査や取引先説明に必要な情報を、後から辿れる状態に整えます。
Q. 消去証明書は発行できますか?
A. 要件に応じて、消去結果をまとめた証明書(例:PDF)を運用に組み込めます。
「いつ・どの機器を・どの方法で・誰が・どう処理したか」を説明できる形が重要です。
Q. 監査やコンプライアンスで強いポイントは?
A. 実行ログと証跡の一貫性が、監査対応のコストを下げます。
証跡の要件(保存期間、粒度、閲覧権限)を決めて、運用に落とし込みます。
料金・導入
Q. 料金体系はどうなっていますか?
A. 料金は用途・規模・必要な運用(証明/管理/サポート)により最適プランが変わります。
最新の案内は 料金プラン をご確認ください。
Q. 無料で試せますか?
A. テスト導入(代表機種での検証)をご案内できる場合があります。
現場の要件(機種、台数、返却フロー、証明の要否)を共有いただくとスムーズです。
Q. 導入にはどれくらい時間がかかりますか?
A. 要件が固まっていれば短期間で開始できます。
ただし「運用設計(台帳・権限・証跡・返却フロー)」の範囲で期間が変動します。
運用(大量処理・多拠点)
Q. 大量の端末を効率よく処理するコツは?
A. 同時処理と入替運用、そして記録の自動化が効きます。
現場の動線に合わせて、作業手順とチェック項目を標準化するとスループットが上がります。
Q. 多拠点・複数店舗での管理は可能ですか?
A. 可能です。拠点別・担当者別の運用が破綻しないよう、権限と台帳の設計が重要です。
本社での可視化や、委託先管理の要件に合わせて設計します。
技術(SSD/物理破壊/リモートワイプ)
Q. SSDは上書きで十分ですか?
A. SSDは内部動作がHDDと異なるため、媒体特性に沿った方式選定が必要です。
Secure Erase 等の媒体固有手段や、暗号化運用の有無も判断材料になります。
Q. 物理破壊と併用すべきですか?
A. 再利用しない最終廃棄や、極めて高い機密性が求められる場合に検討されます。
コスト・環境・運用証跡も含めて、用途別に選ぶのが現実的です。
Q. リモートワイプとの違いは?
A. リモートワイプは通信環境や端末状態に左右されるため、確実性や証跡要件で差が出ます。
用途に応じて併用し、返却・廃棄フロー全体で安全性を担保します。
トラブルシューティング
Q. 失敗しやすい設定はありますか?
A. 端末側の事前設定やアカウント状態が原因で失敗するケースがあります。
チェックリスト化して「開始前に確認」する運用で、再発を減らせます。
次のアクション
自社のフロー(回収→棚卸→消去→証明→再流通/廃棄)に合わせた設計が必要な場合は、
お問い合わせ からご相談ください。